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他人を恨む(うらむ)ためのエネルギーや、他人を羨む(うらやむ)ためのエネルギーはとても大きい。しかもそれで自分が濁る(にごる)。

あなたがクリエイタなら、恨みと羨みに自分のエネルギーを使わないようにしなければならない。

スローガンはこうだ。
「恨みと羨みが殺すのは、自分自身」

実際、ほんとうにそう思う。うらみ(あいつはらがたつ)や、うらやみ(あいつうらやましい)やは大きなエネルギーを自分から奪っていき、自分には何も残さない。残さないどころか、自分の次のチャレンジの活力まで奪ってしまう。つまり次のステップでは、うらみうらやみ二倍増し。そんな人生は勘弁。

さっきどこかで結城がツイートした「ミナ」のたとえばなしにも通じる。与えられた能力や機会というのは人それぞれなのです。それなのに、特定の誰かと自分の成果物を比較するのは無意味。A氏はA氏の悩みがあり、B氏にはB氏の困難がある。それぞれ能力も機会も違う。比較することは無意味なのです。

でも、「比較するのは無意味」というのは百も承知なのにどうして、つい、比較してしまうんだろうか。A氏にくらべてわたしは……B氏の作品と並べたら僕のなんて……と考えてしまう。それはなぜだろうか。

結城はこう思います。読者のことを考えていないからである、と。《読者のことを考える》というのは基本中の基本。原則中の原則。クリエイタが他のクリエイタと比較して「自分はだめだ……」と思うとき、その心の中に、その判断の中に「読者」はいない。だからまずいのです。

あなたの作品には、読者がいる。あなたの活動には、応援団がいる。ひとりかもしれない。ふたりかもしれない。でもそれは、あなたの作品の読者であり、あなたの活動の応援団。そこに目を留めるのです。他の気鋭クリエイタA氏でも、ベテランB氏でもない。大事なのは、あなたの読者、あなたの応援団。

あなたがあなた自身のことをどう評価しているかはどうでもいい。読者があなたのことを道標かしているのかの方が大事だ。読んでくれる人がいる。応援してくれる人がいる。そこが最重要ポイントだ。読者を意識し過ぎるのはよくないけれど、他のクリエイタと自分を比較するよりは百万倍いい。

あなたの作品は、あなたにしか作れない。良いか悪いかは後からついてくるものです。あなたの作品は、あなたにしか作れない。あなたの読者は、あなたの作品を求めている。だったら、あなたのやることは、自分の作品をていねいに作ることだけです。他のクリエイタと自分を比較するなんて時間の無駄。

あなたは自分に能力がないという。あなたは自分に才能がないという。はいはい、了解しました。それはさておき、あなたは自分の時間を何に使いますか。能力はない。才能はない。でも、あなたには時間がある。その時間を何に使いますか。

つまり、そういうことです。あなたに期待する人がある。あなたの作品を待ち望んでいる人がいる。あなたには、たとえ才能も能力も名声も財産もないとしても、時間はあります。その時間を誰のために使うか。何のために使うか。それは、あなた次第です。あなたの意思次第なのです。

だから、がんばろう。無理しなくてもいい。あなたの読者のために、あなたの応援団のために、あなたの時間を使おう。できる範囲でかまわない。あなたに与えられたすばらしい財産は、時間だ。その時間を何に使うかは、あなたの気持ち次第で決まる。

過去を悔やみ、他者と比べ、他人を恨み、他人を羨み、自分を見下し、運命を嘆き、機会損失をのろい、未来を憂い、世界をのろい、周りにいる人々に怒るために時間を使うのも、あなたの自由だ。応援してくれる読者に送る次の作品を作るために時間を使うのも自由だ。自由。選択。あなたの前に並んでいる。

s/道標か/どう評価/
s/やは大きな/は大きな/

>うらみ・うらやみが殺すのは自分自身
http://rentwi.textfile.org/?877040292930527232

結城は基本的に何かを「作りたい」という気持ちを応援したい。自分を「表現したい」というのでもいい。それは、人が生きる上で根源的な欲求です。「自分の思いを形にして人に送りたい」という願い。あなたにもあるはず。

コンピュータのおかげで、私たちは「何かを作る」が特別なことじゃないと知った。インターネットのおかげで、私たちは「何かを発表する」が特別なことじゃないと知った。私たちは抵抗しよう。作ることが特別だとか、発表することが特別だという人に対して。私たちは作る。私たちは発表する。

世界は求めている。私たちが、他でもない私たちが、何かを作り発表することを。評価基準はスカラーじゃない。地球の裏側に、あなたの作品を楽しむ人がいてもおかしくない。インターネットも翻訳ソフトも、地球の裏側にいる「誰か」に私のメッセージを届けてくれる。そこに意味がある。

結城はアラフィフである。まだ四捨五入では50だ。まあ、そんなことはどうでもいい。大事なのは若者である。

「何かを成し遂げたい!」

と強く願う若者を応援するのが、私の世代の課題である。

お金がある人は、若者にお金を送る。
結城は、若者に勇気を送る。

がんばれ・大丈夫だ・やってみよう・めげるな・挑戦だ・応援してる・チャンスだ・やってみようよ・しっかり・あなたのやり方で…

そんなメッセージを、若者に絶えまなく送りたい。若者は(見た目とは裏腹に)不安なのだから。

2017-06-20 (Tue) 14:47:55