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「頭がいい人」について。「あの人は頭がいいなあ!」や「私は頭が悪くて…」という思いは、どんな人でも抱いたことがあると思います。頭がいいといっても、いろんな側面があるので、一概には言えません。記憶力がいいとか、発想力があるとか、いろいろありますよね。

結城が「頭がいいなあ」と思うタイプの一つとして「自己言及的に頭脳を使う」があります。問題を解くことに頭を使うだけではなく、「自分がどのような問題に頭を使うべきか」という問題に頭を使う、という意味です。プログラマには、このタイプが少なからずいると思っています。

もう一つ別のタイプとして「思考の粒度を自在に変えることができる人」もあります。すごく細かいことを気にすることもできるし、大きな思想を語ることもできる。その途中にあるたくさんのレイヤーのどこに行ってもそのレイヤーで考えられる人は頭がいいと思う。

さらに「頭がいい」という表現からは少し外れるけれど、「頭が強い」というタイプもありますね。一つの問題をずっと考え続けていられる人。何年にもわたって、様々な角度から粘り強く考える力を持ってる人。勝手な想像ですが、数学者の一部はこういうタイプではないでしょうか。

「頭がいい」というのはさまざまな要素を含んでおり、さまざまなタイプがありますから、「あの人は頭がいい」「私は頭が悪い」と単純化して悲観したりめげたりするのはもったいないと思っています。オススメの問いかけは、

オススメの問いかけは「どんなところが?」ですね。「あの人は頭がいいなあ…」で終わりにせずに、「どんなところが?」と考えてみる。「頭がいい」と感じたからには理由があるはずで、その理由を明確化してみるのです(そしてもちろん、その一部でも自分に取り入れようと試みる)。

「自分は頭が悪いなあ…」で終わりにせずに「どんなところが?」と問いかけてみる。そしてもちろんまずいところを直そうと試みる。これは、習慣の問題です。あの人は頭がいい(から自分とは違う)で終わらせず、何かをつかもうとする習慣。「どんなところが?」という問いかけ一つで意識は変わる。

三つほど「頭がいい」と私が感じるタイプを挙げました。でもそれらは、一部なりとも結城が理解できるタイプの頭の良さです。でも、世の中には、当たり前ですが、まったく理解ができないタイプの頭いい人がたくさんいますね…

それはさておき、自分より頭のいい人をみて、めげたり悲観したりするのはもったいない話です。「どんなところが?」という問いかけを駆使して、何かをつかもうとするのは意味のあることだと思います。それは、自分自身を知ることにつながるからです。

自分はこういうことが得意で、こういうことが不得意。自分はこういう発想は素早くできるが、こういう発想は忘れがち(でも言われればできる)。自分はこういう思考の流れが好きで、こういうのは嫌い…と、自分自身を細やかに理解できているなら、学ぶ上でも働く上でも満足度を上げやすくなるでしょう。

なんだか上から目線で偉そうに書いちゃいましたが、この連ツイ、半分は自分自身を励ますために書いているようなものです。どんな状況であっても、めげたりせずに(少なくともめげすぎずに)、進むことはできるんですよ。大丈夫。と言いたかったのです。

いつも喜び、たえず祈り、すべてに感謝!

今回の連ツイは、以下のページにまとまります。
http://rentwi.textfile.org/?890218952755822592
そして、もしかしたら加筆修正ののちに「結城メルマガ」の読み物になるかもしれません。
http://ch.nicovideo.jp/hyuki/blomaga

2017-07-26 (Wed) 23:35:12